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聖なる夜を越え、世界は終わりくる。
何もかもしまいこんで思い出としてしまおう
終わるのではない、始まりを迎えるのだ
遠方よりの寂寞は"終わり"を境に眩い光で満たされる
濁った空気は浄化され、一新されたその中で私たちは目覚める
さようなら世界。
初めまして世界。
私たちは同じ世界に目覚め、響きあう
わたしはまもりたかった
いるべきばしょと、なすべきことと、
愛しかった彼を。
もう戻れやしない
けして戻らない記憶の屑たちを
必死にかき集めて
ただひとりで、虚な城塞を
守りたかった
席の遠さは貴方との距離。
その距離は客観的な事実しか教えてはくれない。
(私の前ではそんな顔しないというのに……)
いつでも見たことのない顔で笑っていて。
(これではどちらが無防備すぎるのか、)
どうしたらこの距離が縮まるのか、
どうしたらこの距離が埋まるのか。
考える時間さえも惜しくて、惜しくて。
目で追いかける貴方はまるで百面相。
(けれどやっぱり、近くで)
貴方の視線がめぐって交わる時、
私の胸がぎしりと音を立てる。
(アーサーさん。私はただ、)
貴方のお傍にいたいだけなのです。
"誰が為の存在意義"